導入事例

公立松任石川中央病院様 「診療情報の外部保存」

公立松任石川中央病院様「診療情報の外部保管」データセンター活用で診療に注力、患者様情報の安全運用にもつながる

公立松任石川中央病院は、急性期医療を中心に、周辺の医療機関との連携を密にしながら、地域の中核病院として大きな役割を担っています。 患者様の情報など、増え続ける膨大なデータを安全に効率的に管理・運用するために外部保存を検討し、ICCのデータセンターを採用いただきました。

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導入の背景

診療情報の外部保存を導入するに至った背景をお聞かせください。

副企業長 木下 悟 氏

副企業長 木下 悟 氏


副院長 横山 邦彦 氏

副院長 横山 邦彦 氏



情報機材が増えるにつれ、さまざまなトラブルや故障が発生する確率も上がります。当院でも発生頻度が増加傾向にあり、これらの初期対応にかかる人と時間を低減したいと思っていました。病院は医療現場なので、患者様を診療することが本分です。本来、診療の効率的な運用を行うためのツールであるはずの情報機材が、そのトラブルなどの対応に時間を要するものであっては本末転倒です。病院にいる人間は病院本来の業務をするのが合理的だというのが最初の発想でした。

「院内の装備をなるべく身軽にしたい。できれば外に任せたい」、そう考えていた矢先にサーバー増設の要求があがってきたので、2010年秋より外部保存を検討し始めました。外部保存に関する厚労省ガイドラインが2010年2月に公開され、法的根拠もありました。

また、東日本大震災を境に、災害発生時の情報損失を最小限に抑える外部保存の重要性がクローズアップされてきたことも導入に至った要因の一つです。病院を他の場所に移転した場合など、大災害以外でもバックアップデータが別の場所にあることは非常に優位であり、復旧できる情報を確実に持っていることは、患者様の信頼にもつながり、満足度向上に貢献できると考えました。

外部保存を導入するまでは、電子カルテシステムの情報はすべてテープ(LTO)に保存していました。テープでのバックアップは、災害発生時にメディアごと損失してしまう可能性も高く、確実性の面からみても見直しを検討する必要がありました。メディアを病院外へ保存することも考えましたが、近隣の施設では災害時には同時に被災する可能性も高く、有用とは言えません。また、院内での運用についても、メディア交換の手間や管理、メディアエラーによるバックアップの失敗などのリスクもあり、決してベストなものとは言い難い面もありました。

 

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