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一般財団法人石川県予防医学協会様 「WEB-CABINET」 事例のダウンロードはこちら

機密性が高い情報を取り扱う企業の責任感
徹底した情報セキュリティを追及
一般財団法人石川県予防医学協会様は、石川県内を中心に自治体や企業の健康診断などを実施しています。 地域住民の健康的な生活を守り、よりよいサービスを提供するため、ICCのオンラインストレージサービス「WEB-CABINET」をご採用いただきました。
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導入の背景

「WEB-CABINET」を導入するに至った背景をお聞かせください。

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事務局長
金地雅之 氏

当協会は総合健康診断機関として、石川県内の8,000社以上の企業・団体を中心に、1 年間で延べ約 20万人の方々に対して健康診断を実施しています。健康診断では、受診者さまの氏名や生年月日はもとより、個人情報の中でも最も機密性が高い健診結果データを取り扱っていますので、当協会としても情報セキュリティ方針を策定し厳格に運用しています。健診結果に関しては、ICC の「PC- 健診」というシステムを導入して処理していますが、これら基幹系業務のネットワークとインターネットに接続しているネットワークは完全に独立分離しており、また、ICC のセキュリティ対策ソフトの「パソコン警備隊」を導入するなど万全の対策を施しています。

当協会では、健康診断で取り扱う個人情報をメールなどインターネット回線でお客さまとやり取りすることを原則禁止しています。そのため、これまでは暗号化機能を有した USB メモリなどのメディアを持ってお客さまのもとに伺い、データを持ち帰って受診票などを作成して納品するという、人の動きで対応していました。

近場ならまだしも、能登や加賀地区といった遠方にもお客さまがおられます。担当者においてはメディアの取り扱いについて万全を期していますが、長時間個人情報を持ち歩くリスクや交通事故など、どうしても " 万が一 " が付きまといます。それでも、インターネット上にデータを置くより、メディアで持ち歩くリスクの方が低いと判断していました。

転機となったのは、ICC が白山市のデータセンターの運用を開始し、同センターを活用したオンラインストレージサービス「WEB-CABINET」の提供を始めたことでした。当協会内でもよりセキュリティが高いデータの管理方法について議論していた時期であり、このサービスであればネット回線を利用しても、職員がデータを持ち歩くリスクと比べて十分に高いレベルでセキュリティを確保されたデータのやり取りができると判断して、導入の検討に至りました。



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