一般財団法人石川県予防医学協会様 「WEB-CABINET」(3/3) 事例のダウンロードはこちら
導入の効果
当社のサービスを導入し、どのような効果がありましたか。
品質情報管理室サブリーダー
弥久保洋光 氏
USB メモリなどのメディアを紛失するというリスクがなくなったことが最大の効果です。以前はデータの受け取りや、納品の際にはお客さまと事前に日程を協議したうえで訪問してました。誰にでも任せられる業務ではありませんので、渉外(営業)担当が責任をもって運んでいましたが、今ではより多くの時間を効率的に使うことができるようになりました。また、お客さまとの日時調整が不要になったため、データ納品の期間が短くなったという効果もありました。
データの取り扱いに関する工程数も少なくなりました。これまでは渉外(営業)担当が受け取ったデータを、受診票などを作成するグループに渡し処理が終了後、再び営業担当に戻してお客さまに納品していました。サービス導入後は作成グループが直接お客さまとやり取りできるようになり、手間が省けています。
USB メモリに関しましても、使用するたびに協会内で持ち出しの申請を出して記録を残していましたが、今ではこの手続きも不要となっています。些細なことですが、管理項目を減らすことも高いレベルのセキュリティを維持するには大事なことだと考えています。
今後の展望
今後の展望をお聞かせください。
今は一部のお客さまに限られた運用になっていますが、他の企業・団体さまにも順次拡大したいと考えています。課題としては、取り引きがある企業・団体数が 8,000社以上と多いので、それらすべてを「WEB-CABINET」で対応できるか懸念がありますが、ICC と一緒に検討したいと思います。
当協会では腸内細菌の検査や環境検査事業も実施しており、「WEB-CABINET」を活用して健康診断業務以外にも運用できると考えています。また可能性の話になりますが、医療機関同士の情報提供のツールとしての「WEB-CABINET」の利用も考えられます。例えば、健康診断を受診してがんが見つかったというケースにおいて、現在は紹介状と画像を記録した CD などの媒体を、患者さん本人が直接病院に持参していただいているケースもあります。その点で、将来的には、当協会から「WEB-CABINET」を介して画像データなどを直接病院にお届けできることも可能になります。
「WEB-CABINET」は汎用性が高く、さまざまな業務に活用できる可能性を秘めています。ICC には今後とも、パートナーとして良い提案を期待しています。
お客様情報
【一般財団法人石川県予防医学協会】
■所在地 | 石川県金沢市神野町東115番地 |
■TEL | (076)249-7222㈹ |
■HP | https://www.yobouigaku.jp/ |
